五月誕生の赤いベア、アニカ・ベリーフォレストちゃんのお披露目です。
カーネーションの様に真っ赤なモヘアを使用した情熱的なベアちゃんは母の日に丁度生まれてきました。
燃えるように真っ赤な毛並みに相応しく、強くて芯のある眼差しがとても魅力的です。
見る角度によって様々な表情を持たせたくて。強そうな眼差しと、時々見せる憂いのある表情。そして甘えて人懐っこい潤んだ瞳。どんな時もこの子らしさが光る個性的でありながら、オーソドックスなベアらしい佇まいもある子です。
コンテストを意識したアンティーク感やヴィンテージ感も大切にしたくて作り上げたこの子。味わい深い存在感に合わせて、古くから大切にされたネイティブアメリカンの様な印象のアクセサリーを作り、身に着けてみました。
Sugar Pumpkinsらしい可愛らしさもありながら、長きに渡り愛される様な。そんなベアを目指し完成を迎えたベアちゃんです。
イソラちゃんとは全く違う魅力で勝負をしたかったこの子。
イソラちゃんは高い空がテーマでしたが、この子は美しく燃える森がテーマでした。はじめのうちは燃える森＝エルモと名付けようと考えていたのですが、可愛らしさが引き立ちアニカという女の子の印象を受ける名前が浮かんできました。
抱っこをしてみると、ああ、やっぱりアニカちゃんだな、って感じます。
美しく燃える森がテーマに浮かんだのは丁度イソラちゃんとこの子の構想段階で、テレビで東京スカパラダイスオーケストラが３５周年！と見かけて。自分が若い頃から見ていた時と変わらず意欲的に、そして生き生きと活動するスカパラの皆さんがメキシコでライブをしていて。この曲を久しぶりに聞いたんですが。
インディアンや民族の古くから伝わるルーツや深い深い森の奥のしんしんとした静かな音が響くようなイメージが凄く浮かんできて。
森の奥深くを注意深く見つめる様な、そんな瞳を持つベアがいいなと思いました。
きっと何かいる、と思いながら遠くを見つめる様な曇りのない眼です。
Instagramのストーリーでたくさんの方から、制作中のこの子のアンケートを記入いただきました。
可愛く育ってきた。このまま可愛く進む？が七割、カッコよく進むべき！が三割という結果でした。
可愛い路線のシュガパンが皆様からご評価頂けてとても嬉しい反面、カッコいいシュガパンを求めてもらえたご意見も大切に感じました。
欲張りに、この子にはカッコよさと可愛らしさを時間をかけて感じて頂けるような。そういう表情に仕上げたつもりです。
一緒にいる時間が長ければ、きっとその意味に気が付いて頂けると思います。